銅鉱が盛り上がった後、次は誰の番か？答えはアルミです。この7銘柄のアルミ関連株は注目に値します。

中国アルミ業（チャイナアルミニウム）、年初来で60.74%上昇、時価総額1,956億元、世界第2位のアルミナ生産企業。雲南アルミ（雲鋁股份）はさらに勢いがあり、2倍以上の上昇——117.27%の上昇率、時価総額982億元、主力は電解アルミとアルミ加工。天山アルミ（天山鋁業）も好調で、88.35%上昇、時価総額655億元、電解アルミ・アルミナ事業。南山アルミ（南山鋁業）は41.01%上昇、時価総額619億元、アルミ加工製品に特化。神火股份は65.85%上昇、時価総額612億元、電解アルミ・石炭・発電をカバー。中孚実業は驚異的で——183.04%！時価総額321億元、アルミ精密加工企業。焦作万方は65.02%上昇、時価総額123億元、これも電解アルミ事業。

鉱業セクターは実際、大きなファミリーです。銅鉱には紫金鉱業のようなリーダー企業があり、他にも鉄鉱、アルミ鉱、リチウム鉱（例：贛鋒リチウム業）、貴金属（例：山東黄金）、レアアース（例：北方稀土）などがあります。金属産業チェーンの仕組みはシンプルで、まず鉱石から金属を精錬し、例えばアルミ鉱石は電解法でアルミナにし、その後さまざまなアルミ製品に加工し、最終的に下流の用途へ供給します。

今年は工業用金属が一斉に高騰しましたが、核心は銅が主導したことです。深掘りすると、アメリカのあの動き——実際に必要な銅は7%なのに、40%も買い溜めた。供給総量は変わらないのに、一社が過剰に買い込めば、他は当然不足します。需給バランスが崩れ、銅価が上昇し、その勢いがアルミや鉄など他の工業用金属にも波及しました。本質的には供給崩壊ではなく、流通経路が詰まっているだけです。

今の状況はかなり微妙です。すでに乗っている人は降りたくないし、まだ乗っていない人も追いかける勇気がない。保有者はこれまでの利益が十分厚く、しばらく様子を見られますが、様子見の人は焦らない方がいい。供給側の問題は構造的であり、本当の供給不足ではありません。もしあなたが既に乗っているなら、銅価をしっかり注視してください——銅価に明確な転換点が現れたら、素早く降りるべきです。頂点がどこかは誰にも分かりませんが、風向きを示すのはやはりあの銅の棒です。