有名ポートフォリオマネージャーのマイケル・ガイエド氏、ETF流入額が8億8,700万ドルに達する中でXRP関与を示唆

著名なポートフォリオマネージャーであり、FMKTやATACXなどのETFを運用しているマイケル・ガイエド氏が、XRPへの参入の可能性を示唆しました。

このコメントはXRPエコシステム全体で注目を集めました。ガイエド氏は、マクロリサーチやETF戦略の仕事で伝統的な金融分野でも広くフォローされています。彼のコメント、リサーチ、あるいは新たな商品イニシアチブを通じた関与の可能性は、XRPへの機関投資家の関心の新たな兆候と見なされています。

参考までに、ガイエド氏は有名なビットコイン批判者であり、ビットコインETFに対する不支持も公然と表明しています。先月も彼は、ビットコインETFがBTCにとって最悪の出来事だとツイートしました。

興味深いことに、彼は特にゴールド推しでもなく、最近「ゴールドもビットコインと同様に保有者を救わない」とツイートしています。

これまで彼はXRPについてコメントしたことがなく、今回の投稿は注目を集め、著名なコミュニティメンバーの関心を引きました。

XRPアーミーの反応

著名なXRPコメンテーターのザック・レクター氏はガイエド氏の投稿を拡散し、伝統的な金融がXRPのETF需要拡大に「目覚め続けている」ことを強調しました。Thinking Crypto Podcastのホストであるトニー・エドワード氏もガイエド氏の示唆の重要性に言及しました。

特筆すべきは、コミュニティメンバーのティム氏がガイエド氏の投稿に驚きを示し、仮想通貨への懐疑的な姿勢で知られる彼がなぜ変わったのかと問いかけた点です。

これに対し、ガイエド氏は自身が仮想通貨そのものに完全に反対しているわけではないと明言しました。むしろ、ビットコインの価値保存やインフレヘッジといった「意味をなさないナラティブ」に反対していると述べました。

ガイエド氏はさらに詳細を明かしませんでしたが、彼の示唆は、機関投資家の注目が高まるにつれて伝統金融企業がXRPに関心を示しているという見方を後押ししています。

XRP ETFへの歴史的な資金流入

ガイエド氏の投稿のタイミングは、XRP ETFへの資金流入が$1 億ドルの節目に近づく中での出来事でした。昨日の取引終了時点で、XRP ETFには新たに1,284万ドルの資金が流入しました。

流入額はフランクリン ($570万)、ビットワイズ ($376万)、グレースケール ($204万)、カナリーキャピタル ($134万)で、総流入額は8億8,712万ドルとなりました。

昨日時点でのXRP ETFの総資産は$906 百万ドルを超えていましたが、本日は$881 百万ドルに減少しています。この減少は、軽度の市場調整によるXRPスポット価格の下落を反映しています。

リップルCEOのコメント

リップルのCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は、XRPへの歴史的な資金流入について「まだ始まりに過ぎない」と述べました。彼は、暗号資産ETFが現在、世界のETF市場のわずか2%しか占めておらず、今後大きな成長余地があることを強調しました。これまで規制やリスクによって様子見していた機関投資家が市場に参入し始めており、リップルのプライムブローカレッジ・プラットフォームでも活動が活発化していると述べています。