暗号通貨創設者「XRPチャートを見るのはずっと前にやめた、本当のシグナルはここにある」と語る

ある暗号資産創業者でありXRPコミュニティの著名人が、「本当のシグナル」があると考える場所により注目し、XRPチャートを見るのをやめたと語っています。

ブラックスワン・キャピタリストの創設者Versan Aljarrah氏は、XRP価格が引き続き苦戦している中で最近のコメントでこれを明かしました。参考までに、12月2日から3日までの最新のリリーフラリーで8%反発した後、XRPは再び抵抗に直面し、12月3日以降5%以上調整しています。

Aljarrah氏は価格変動を無視することを選択

このような価格変動は、投資家心理が悪化しやすい主な理由の一つであり、リリーフラリーが抵抗に遭い価格が再び大きく下落すると、楽観論がすぐに失われがちです。

代わりに彼は、長期的な勢いが本当に生まれている場所を示すシグナルに注目しています。Aljarrah氏は、広範な暗号資産エコシステム全体の資本フローを追跡し、どの機関やプラットフォームが新技術を取り入れているか、また各波の採用の背景となる動機を調査していると述べています。

また、舞台裏で進行している金融システムの再構築の動きも注視しています。特に、これらの変化はチャートよりもはるかに早く将来の市場の方向性を示すことが多いです。基本的に、資金がどのように動き、誰がブロックチェーンソリューションを統合しているのかを理解することで、投資家はより良い洞察を得られる可能性があります。

強気材料がXRP価格を左右

参考までに、こうした重要な動きはしばしば市場の方向性をより正確に左右し、チャートがその上昇を予測していないときでもXRP価格を押し上げてきた歴史があります。

例えば、2023年7月、XRPが$0.47で苦戦していた際、SEC対Ripple訴訟でトーレス判事がXRPは証券ではないという画期的な判決を下した後、7月13日に価格は100%急騰し$0.94となりました。この100%の上昇前、チャートは依然弱気で、XRPは1ヶ月間下落トレンドが続いていました。

さらに、XRPの2024年11月の急騰も同様のパターンをたどりました。具体的には、XRPは$0.50付近で1ヶ月以上もみ合いが続いていましたが、2024年11月の大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利を収めると、XRPは上昇基調に転じ、11月だけで283%という大幅な上昇を記録しました。

今年を通じて、XRPは強気な報道にも敏感に反応しています。例えば、3月初旬に米国の暗号資産備蓄にXRPが加わったことで、1日で34.27%急騰し$3 に到達しました。また、7月にはRippleのナショナルバンク認可やProSharesのレバレッジ型XRP ETF承認など一連の好材料が重なり、7月21日には$3.6まで価格が急騰しました。

こうした傾向を踏まえ、Aljarrah氏は舞台裏で進行する強気材料により注目することを決めました。逆に、価格変動ばかりに注目していると楽観論が薄れがちです。例えば、Santimentは最近、XRPが10月以来最大の弱気市場センチメントを記録していると報告しています。