スペインの住宅市場で興味深い数字が発表されました。第3四半期の住宅価格は前年比12.8%上昇し、前四半期の12.7%をわずかに上回りました。大きな上昇ではありませんが、上昇基調がまだ続いていることを示しています。

マクロ経済のシグナルを追っている方にとって、不動産のインフレが続くことは、今後金融政策が引き締め方向に向かうサインかもしれません。これは通常、資産クラス間で資本の再配分が生じることを意味します。この傾向がリスクオン市場の流動性に圧力をかけるかどうか、注視しておきましょう。