#ETH走势分析 $BTC $ETH

昨夜から現在にかけてのこの相場はかなり刺激的でした。ビットコインとイーサリアムはどちらも急落後に反発し、現在は重要なポイントで何度も攻防が続いています。以前指摘したサポートライン――ビットコイン90500-91000、イーサリアム3050-3100――はいずれも最初の試練を耐え抜き、さらにしっかりとしたリバウンドも見られました。

まずビットコインを見てみましょう。昨日は92800から94000のレンジで一日中もみ合い、夜に米国の新規失業保険申請件数の発表後、直後に90842まで急落しましたが、すぐにリバウンドし、今は再び92000付近をうろうろしています。上値は93000-95000付近が壁となっており、ここを出来高を伴って突破できれば、10万ドルを目指すのも問題なさそうです。下方向では89500-90000が第一防衛ライン、さらに下は88000-88500も注視が必要で、ここを割り込むと大きな調整になる可能性があります。ファンダメンタルズ的にはやや好材料があり、トランプ氏が暗号資産に友好的な人物をSEC長官に指名する意向や、FRBの利下げ観測もあり、全体の環境はまだ支えられています。

イーサリアムの値動きはさらに激しかったです。昨日は最高で3240まで上昇してからレンジ相場に入り、夜は市場全体と共に急落、最安値は3065、その後3190まで反発したものの再び下落しました。テクニカル指標では時間足のRSIが既に売られすぎゾーンから中立ゾーンまで回復し、売られすぎの修正は完了したと言えるでしょう。重要なサポートは3064の安値と3100のキリ番、レジスタンスは主に3180-3220のレンジ、昨日の高値3240が強いレジスタンスです。ファンダメンタルズではFusakaアップグレードがカタリストとなっており、12月1日にはETH ETFの一日あたり純流入が1.8億ドル、機関投資家の総保有額は既に130億ドル超となり、資金回帰のシグナルが明確で価格を下支えしています。

トレードの参考として：ビットコインは92100-92500付近でショートを仕込むのもあり、ターゲットは90500から89500のゾーン。イーサリアムは3170-3190付近でショート、ターゲットは3100から3050、割れたらさらに下を狙いましょう。