米国検察当局がTerraform Labs創設者Do Kwonに対し12年の刑を求刑

米国検察、テラフォームラボのクォン・ドヒョンに懲役12年を求刑

米国検察当局は、Terraform Labs共同創業者のDo Kwon（韓国名：Kwon Do-hyung）に対し、懲役12年の求刑を行った。

Do Kwonは7月に電信詐欺および詐欺共謀の罪で有罪を認めている。

検察側は「Do Kwonがわずか数年で引き起こした損失は、Sam Bankman-Fried、Alexander Mashinsky、Carl Sebastian Greenwoodがもたらした損失の合計を上回る」と述べ、厳しい処罰を求めた。Terraformの崩壊は暗号資産市場における重大な事件とされ、連鎖的な危機を引き起こし、「暗号冬」の到来を加速させた。

Do Kwonは米国での刑期を終えた後、直ちに韓国へ送還される予定。報道によれば、韓国の裁判所でさらに最大40年の懲役判決を受ける可能性がある。

弁護側はこれらの状況を考慮し、懲役5年以下を求めているが、米国裁判所がこの要請を受け入れる可能性は低いとみられる。