MB | Mercado BitcoinがRootstockの新しいトークン3種を上場、Bitcoin上に構築されたソリューションへのアクセスを拡大

MB｜Mercado Bitcoin、Rootstockの3つの新しいトークンを上場し、Bitcoin上に構築されたソリューションへのアクセスを拡大

ラテンアメリカ最大のデジタル資産プラットフォームであるMercado Bitcoinは、Rootstockエコシステムの3つのトークン（RIF、rBTC、USDRIF）の上場を発表しました。この取り組みにより、Bitcoinインフラに関連する資産のポートフォリオが拡大され、ユーザーに分散型アプリケーションでの新たな投資機会と利用方法が提供されます。

RootstockはBitcoinのDeFiレイヤーであり、Ethereumのプログラム可能性とBitcoinの価値保存・分散性を組み合わせています。ネットワークはBitcoinのハッシュパワーの80%以上によって保護されており、完全にEVM互換です。つまり、他のEVMネットワークで構築されたアプリケーションは、追加ツールなしでRootstockを利用してBitcoin上に実装することができます。

このエコシステムの中心には、BitcoinのスケーリングトークンであるRIFがあります。RIFはBitcoinベースのDeFiへのエクスポージャーへの入り口として機能します。

この構造を補完するのがUSDRIFで、USドルに1:1で裏付けられたステーブルコインです——つまり、各トークンは1米ドルの価値があります。USDRIFは完全に分散化された資産で、RIFによる超過担保によって支えられており、リザーブ内のRIFの量が流通しているUSDRIFの数を上回っています。

さらに、USDRIFは中央集権的に発行されるステーブルコインの代替として開発されました。中央集権型のステーブルコインは、リザーブ資産やそのリスク水準に関する透明性が十分でない場合があります。

このシステム全体を支えるのがrBTCであり、ネットワークの運用燃料として機能します。rBTCはプログラム可能なBitcoinであり、PoWPegを通じてBTCに1:1で裏付けられています。PoWPegは最も安全で、パーミッションレスかつ検閲耐性を持つブリッジです。rBTCはRootstockエコシステム内の様々なDeFiプラットフォームやdAppsで利用でき、BitcoinユーザーがBTCを売却することなくDeFiにアクセスすることを可能にします。

「RIF、USDRIF、rBTCの登場により、ブラジル市場で12年の実績を持つMercado Bitcoinは、ユーザーをクリプトエコシステムの主要なイノベーションに繋げ、安全で効率的かつ持続可能なソリューションへのアクセスを拡大し、ラテンアメリカにおけるデジタル資産提供のリファレンスとしての地位を強化することを改めて表明します」と、Mercado BitcoinのCrypto Affairs担当VPであるFabricio Tota氏は述べています。

これらの要素が連携することで、各トークンが特定のニーズに応え、全体としてBitcoinの価値保存機能を超えて利用範囲を拡大し、より有用でスケーラブルかつ統合された環境を創出する、全体像がより明確に見えるようになります。