ポリマーケット、独自のマーケットメイキングチーム編成で米国市場への影響力拡大

出典：DigitalToday 原題：「ポリマーケット、自社マーケットメイカーチームを結成へ」 元リンク：https://www.digitaltoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=610767 予測市場プラットフォームのポリマーケットが、社内マーケットメイキングチームを結成し、ユーザーと直接取引を行う方針を進めているとブルームバーグ通信が報じた。

ブルームバーグによると、ポリマーケットは最近、スポーツベッティングの専門家を含む複数のトレーダーを採用しようと動いている。これは2022年に米商品先物取引委員会(CFTC)から140万ドルの罰金を科された後、規制問題を解決し米国内での影響力拡大を目指す戦略の一環だ。

競合のカルシーはすでに社内取引チーム「カルシートレーディング」を運営し、プラットフォームの流動性を支えている。しかしこの方法は顧客に不利なベッティングラインを設定しているとの批判があり、先月集団訴訟も提起された。カルシーの場合、外部流動性プロバイダーも確保しており、ススケハナ・インターナショナル・グループのような企業がマーケットメイカーとして参加している。

ある大手取引所のCEOは最近ニューヨークタイムズのイベントで、予測市場内の取引チームが市場の正確性を高めることができると主張した。彼は「世界的な出来事を予測しようとする人々にとって、社内取引はむしろ役立つかもしれない」と述べ、「正確な情報によってより高品質なシグナルを得ることができる」と付け加えた。一方、ブラックロックのCEOラリー・フィンクは「私たちは30年先を見据えている」と述べ、短期予測市場には懐疑的な姿勢を示した。