日本の利上げについて語ると、本当に印象深い出来事だ。振り返ってみると、この2回の動きは、事前に流れを察知できれば、数万ポイントの利益チャンスがそこにあった。

まずは昨年のケースから。7月28日に利上げが実施され、8月5日までにETHは3227ドルから2112ドルまで急落、BTCはさらに激しく、8月2日から5日の間に17000ドルも暴落した。しかし、急激な下落の後は素早い反発——底値48888ドルから反転が始まり、中間で80日以上もみ合い、下落から横ばいへと整理されていったが、最終的には12月5日に10万ドルの大台を突破した。

今年の動きもほぼ同じシナリオ。1月28日に再び利上げ、2月3日にはETHが3160ドルから2080ドルまで下落、BTCは1月31日から2月3日にかけて15000ドル減少。同じく急激な下落の後、素早く反発し、その後2か月間のもみ合い消化期へ。4月7日に74457ドルで底を打ち、その後半年かけてじわじわ上昇し、10月6日に126208ドルの高値を記録。

こうしたマクロイベントによる相場の動きは、実はかなり分かりやすいパターンがある——急落・急騰の後には必ず調整期があり、落ち着いてからエントリーすれば十分な利益が得られるだろう。