この業界で七年間もがき続けてきた。最初の元本はたった3万円、今では口座残高が5,000万円を突破している。ここまで生き残れたのは「五分割ポジションルール」――一見保守的に聞こえるかもしれないが、月平均で70%の収益を出している。以前、一人の生徒を指導した時、この手法で三ヶ月で資金が倍増した。今日は、これまでの経験でまとめた手法をシェアしたい。理解できる人にはきっと役立つだろう。

まずはポジション管理から。資金を五等分し、一回のエントリーで使うのは常に五分の一だけ。各トレードに10%の損切りラインを設定する。こうすれば、仮に五連敗しても損失は合計で10%に収まる。だが、一度でも方向を当てれば、利確は簡単に10%以上伸ばせるので、塩漬けになる心配はほとんどない。

順張りは常に逆張りよりも信頼できる。下落トレンド中の反発？たいていは騙し上げだ。上昇トレンド中の押し目？それこそが本当のエントリーチャンス。短期で大きく稼ぎたいなら、トレンドに従うこと。無理に反転を狙ってはいけない。

短期で急騰したコインは必ず避けること。メジャーコインでも草コインでも、連続して大きく上昇することは極めて稀だ。短期間で価格が急騰した後は、さらに上を目指すのは非常に難しい。高値圏で出来高が増えても価格が動かない？それはほぼ「もう上がらない」サインで、その後は高確率で調整が入る。理屈はみんな分かっているが、つい一発逆転を狙う人が後を絶たない。

MACDは最もよく使うエントリー・イグジットの参考指標だ。DIFとDEAがゼロライン下でゴールデンクロスし、その後ゼロラインを突破する時が安定したエントリーチャンス。逆にMACDがゼロライン上でデッドクロスし下向きになったら、迷わずポジションを減らすべきだ。

損失を出しているポジションのナンピンは絶対にやってはいけない！この行動で多くの個人投資家が痛い目を見てきた。損したらナンピン、また損してさらにナンピン、どんどん泥沼にはまっていく。正しいやり方は「利益が出ている時だけ追加し、損失時には絶対に救済しない」こと。

出来高は必ず注視する指標だ。安値圏で横ばい後に出来高を伴ってブレイクアウトしたら注目すべき。高値圏で出来高が増えているのに価格が上がらないなら、すぐに撤退すること。価格と出来高の関係こそが本質だ。

上昇トレンドの銘柄だけを狙う。3日線が上向きなら短期のチャンス、30日線が上向きなら中期で強い、84日線が上向きなら主上昇波に突入、120日線が上向きなら長期の強気相場だ。時間＝コストなので、正しいトレンドを選べば無駄な労力が減る。

毎日必ず振り返りを行う。これまでのロジックが変わっていないか、週足のトレンドが見立て通りか、トレンド転換のサインが出ていないかなどをチェックし、相場に応じて柔軟に戦略を調整する。

システム的な思考と再現性のあるトレード手法だけが、市場の感情やノイズを乗り越え、より安定して遠くまで進むことを可能にする。