今日はチャート監視でちょっと疲れました。

ビットコインは一時9.1万ドルを割り込み、今は9.2万ドル前後をうろうろ。イーサリアムはさらに悲惨で、3200ドルをあっさり割り込みました。主要コイン全体が横ばいでじらされています。

でも今日本当に語るべきは、全く異なる2つのニュース——片方は冷たく、もう片方は熱い。

まずは国内。中国インターネット金融協会が他6機関と連携して再びリスク警告を発表：仮想通貨はお金として使えない、仮想通貨や現実世界資産のトークン化に関わるビジネスには一切手を出すな、とのこと。繰り返しの警告？かもしれないけど、姿勢は明確なので各自で判断を。

次に海の向こう。米国商品先物取引委員会（CFTC）が、上場済みの現物型暗号資産商品を登録済みの先物取引所で取引できると承認しました。これが意味するのは、暗号資産がついに伝統的金融の規制枠組みに正式に入ったということ。投資家保護も筋道が立った形です。

さらに注目すべきは、米連邦準備制度理事会（FRB）が12月に利下げする確率が87%まで急上昇したこと。本当に利下げされたら、流動性が緩みリスク資産が一気に飛躍するかも？メモしておきましょう。

機関投資家の動きも面白い。フランクリン・テンプルトンがSolana現物ETF（ティッカーSOEZ）をリリース、しかもステーキング機能付き——かなり攻めた展開です。また、SECが来週月曜にもイーサリアムETFの登録を承認するかもしれないという情報も。真偽は不明ですが、市場はすでにざわついています。

データ面では：ステーブルコインの時価総額が3,000億ドルを突破し、IMFも特別にレポートを出して規制枠組みを研究中。最近は約4,700万ドルがイーサリアムに流入し、クジラアドレスが大量に買い集めています。

今後注目すべき2つのタイミング：来週のFRB政策金利会合、そしてSECによるイーサリアムETFに関する潜在的な決定。このどちらも相場を大きく動かす可能性があります。

現物を保有している人はポジション管理をしっかり。レバレッジ取引をしている人は、熱くなりすぎないように。