さっきオンチェーンの監視データを見て、思わず見間違えたかと思った——イーサリアムメインネットのGas代がなんと0.025 Gweiという史上最低水準まで下がっている！

計算してみると、今メインネットで1回送金しても手数料はわずか0.0017ドル。どういうことかというと、10元（約200円）あれば理論上1万回近くオンチェーン操作ができるということ。このコストの低さは、どこかにバグがあるんじゃないかと疑うレベルだ。

さらに驚くべきは比較データだ。"低コスト・高性能"をうたうLayer2ソリューションは、今や1回の取引に0.0055～0.0079ドルが一般的で、逆にメインネットの3～5倍も高くなっている。当初は拡張性と手数料削減を約束していたのに、今となってはちょっと気まずい状況だ。

今回のメインネットGas代の暴落は、エコシステム全体に想像以上に深い影響を及ぼすかもしれない。高頻度のアービトラージをするベテランも、これからオンチェーン取引を始める初心者も、今ならコストはほとんど無視できる。過去に手数料が高すぎて諦めた多くのユースケースも、再び実現可能性が出てきた。

もちろん今の問題は、この超低Gas状態がどれくらい続くかということ。もしメインネットが長期間この価格帯を維持するなら、Layer2の立ち位置も再考が必要かもしれない。そしてさらに重要なのは——これがWeb3が本当に大衆化する転換点になるのではないか、ということ。

今回のメインネットGas代暴落、あなたはどう思いますか？これをきっかけにオンチェーンでの行動習慣が変わりそうですか？