取引終了、本日A株三大指数が揃って上昇して終えました。上証指数は0.7％高、深セン成分指数は1.08％高、創業板指数は最も目立ち、1.36％上昇しました。両市場の売買代金は1.74兆元で、前取引日より1773億元増加し、出来高が明らかに回復しました。銘柄別では、4387銘柄が上昇、975銘柄が下落し、利益獲得のチャンスもまずまずです。

本日の値動きは、ほぼ昨日の私の予想通りでした。昨晩手描きで作成した予想チャートと実際の値動きを比べてみると、かなり似ています。連日の低迷ムードの中で、今日陽線で反発すると判断したのは正解でした。

ここで重要な問題ですが――本日、上証指数はギャップダウンで始まり、その後上昇し、5日移動平均線を上抜けました。この陽線は短期の上昇起点とみなせるでしょうか？私の見解は非常に明確です：本日がおそらく短期上昇トレンドのスタート地点です。理由は3つあります。

**まずは出来高シグナルから見てみましょう。**昨日の両市場の売買代金は1.56兆元で、これは短期的に見ても絶対的な低水準です。昨日の標準的な十字線K線と合わせて、低出来高＋十字線は教科書的な下げ止まりサインです。本日出来高を伴って上昇したことで、昨日の下げ止まりシグナルを再度確認した形になります。このような出来高と値動きの組み合わせは、多くの場合反発局面の始まりを意味します。

**次にテクニカル面でのブレイクアウトです。**本日、三大指数ともに出来高・価格ともに上昇し、複数の重要な移動平均線を上抜けました。上証指数で見ると、本日5日・10日移動平均線の下から一気に上抜けてきました。この2本の移動平均線は短期の重要なレジスタンスですが、出来高を伴った上抜け後はテクニカル的なシグナルが非常に強いです。

**最後に小型株の動きを見てみましょう。**中証2000指数は本日、1本の陽線で複数の移動平均線を突破する強い形を見せました。さらに注目すべきは、中証2000指数は前回の上昇後、高値圏でちょうど70取引日もの間、横ばいで推移していたことです。本日、ボックス圏の右側でこのような強力なK線が現れたことは、中証2000指数がさらに上にブレイクし、高値を更新する可能性を示唆しています。

このため、引け後の私は今後の値動きに対して楽観的な姿勢を保っています。かなりの確率で、指数はすでに波動的な上昇のスタート地点に立っていると考えています。

本日はここまで。来週月曜日の値動き予想チャートは、日曜日の午前中に更新しますので、ぜひご注目ください！