最近、市場に出ている指数商品をいろいろ見てみて、ちょっと面白いことに気付きました。監督当局の方では、いくつかの主要な指数の方向性を挙げていて、たとえば沪深300や中証紅利低波100、それから科創板などがありますが、実際には——多くのファンド会社が紅利低波100という商品にはほとんど追随していません。

さらに気になるのが手数料です。わざわざ比較してみたのですが、現存する同種商品では、Cクラスのシェアは基本的に管理料が0.5%から、販売サービス料がさらに0.4%上乗せと、コストは決して安くありません。

もう一つ混同しやすい点をはっきりさせておきたいのですが、紅利低波指数と紅利低波100指数は名前こそ「100」だけの違いですが、構成する銘柄にはかなりの違いがあります。後者が選ぶ銘柄は時価総額が全体的に小さめで、実際のパフォーマンスは全く別物になることもあります。資産配分をする際は、名前が似ているからといって同じ商品だと思い込まず、きちんと保有銘柄構成を確認してください。