190万枚USDTが公安局の証拠保管庫に眠っている、誰も名乗り出ない？

湖北省嘉魚の警察が最近の捜査で押収したのは、なんと約190万枚のUSDT、現在のレートで約1300万元人民元に相当します。問題は、この巨額の資産に持ち主が現れないことです。

警察はすでに公告を出し、6ヶ月間の猶予を設けて持ち主に名乗り出るよう呼びかけています。ただし条件は厳しく、本人が現地に来て、かつこの資金の出所が正当であることを証明しなければなりません。よく考えてみると、これだけの大金を名乗り出るには、その由来を明確に説明する必要があり、もし説明できなければ、そのまま案件として立件調査される可能性もあります。

この件は業界内でも大きな議論を呼んでいます。ある人は、このUSDTはグレーな取引に関係しているのではと推測し、元の持ち主はとても名乗り出られないのだろうと言います。また別の人は、もし本当に誰も名乗り出なければ、これは中国国内初の大規模な暗号資産没収の事例になるのではと注目しています。ブロックチェーン上の資産が司法機関によって処分された場合、直接焼却されるのか、それともオークションで現金化されるのかという点にも関心が集まっています。

6ヶ月のカウントダウンはすでに始まっています。この“無主の財産”は最終的に持ち主が現れるのか、それとも国庫に入るのでしょうか？