ある取引所の12月の準備金データが公開：BTCは453枚純増、USDTは単月で4億以上流入

【仮想通貨業界】ある大手取引所が最新のプルーフ・オブ・リザーブ（PoR）データを更新したばかりで、見てみたところいくつか興味深いポイントがありました。

まず全体の状況から——12月初旬時点で、このプラットフォームの主要通貨の準備金率はいずれも100%以上となっています。BTCとHTXはちょうど100%、ETHは101%、TRXは最高で106%、USDTとXRPはそれぞれ102%、DOGEとSOLはどちらも100%、さらにWLFIは101%、USDCは100%です。

さらに重要なのは資産流入の傾向です。BTCのユーザー資産は今月約453BTC増加し、ETHは一気に2,000以上増えました。ステーブルコインも大きく動き、USDTのユーザー資産は1ヶ月で4億1,600万ドルの急増、準備金率も102%に上昇しました。USDCのユーザー資産規模はほぼ倍増し、準備金のカバー率も満額を維持しています。

これで彼らは38ヶ月連続でPoRデータを公開していることになります。ユーザーはいつでも公式サイトの「資産-準備金証明レポート」欄で毎月更新されるレポートを確認できます。最近は市場のボラティリティが確かに激しいですが、このような定期的かつ透明性のある開示と継続的な準備金の積み増しにより、少なくとも資産の安全性に関してユーザーに安心感を与えていると言えるでしょう。