速報：本日(12月5日)21:30に発表予定だった米国11月雇用統計（非農業部門雇用者数）は延期されました。新しい発表日時は12月16日21:30で、その際に以前キャンセルされた10月の企業調査データも同時に公開されます。

ここ2日ほど市場は確かに迷い気味です。一方で、米国の新規失業保険申請件数が19.1万と3年ぶりの最低水準となり、これは実際にビットコイン価格にとっては圧力となっています。しかし一方、利下げ期待は根強く、買いも支えとなっており、みんなが来週のインフレデータを待ってFRBがどう動くかを見極めようとしているため、相場は強気・弱気が綱引き状態です。

要するに、今は特に慎重なトレードが必要です。レンジを明確に抜けるまでは、どちらか一方向への継続性を過信しない方が良いでしょう。

テクニカル面から見たビットコインの現状：

日足では、価格は高値圏でレンジ推移中。週内の深いV字乱高下を経て、現在は上値が94000で押さえられており、短期リバウンドの勢いはやや弱いです。

1時間足ではレンジの動き。91700～92700の間で価格が行き来し、EMA7のサポートを何度もテストしています。MACDはゼロライン下で、DIFとDEAが徐々に接近――売り圧力は弱まりつつありますが、ゴールデンクロスはまだ未形成。RSIは45付近で推移し、買われ過ぎでも売られ過ぎでもなく、センチメントは中立寄り。

EMAについては、短期のEMA7・EMA30がすでに密着しており、EMA120は上昇を維持。全体の強気トレンドは崩れていませんが、短期リバウンドは天井感も見られます。したがって個人的には、日中は戻り売りをメインに、ロングの追随は慎重に。

**ビットコインのトレードプラン：**
- ショート：93000-92200のレンジで売り、損切りは94100上、ターゲットは91000-90200、さらに下落なら88500付近まで
- ロング：88500-89500のレンジで買い、損切りは87500下、ターゲットは90500-91500

**イーサリアムのトレードプラン：**
- ショート：3220-3170のレンジで売り、損切りは3270上、ターゲットは3030-2980
- ロング：2980-3030のレンジで買い、損切りは2930下、ターゲットは3080-3120

ご注意：上記の分析と戦略はあくまで参考であり、リスクはご自身でご判断ください。記事の公開にタイムラグが生じる場合があり、戦略が必ずしも即時性を持つとは限りません。実際のトレードは相場の変化に応じて柔軟に対応してください。