リップルCEO「2026年にビットコインは18万ドルに到達する」

出典：DigitalToday
原題：リップルCEO「2026年にビットコインは18万ドルに到達する」
原文リンク：

ブラッド・ガーリングハウス リップル最高経営責任者(CEO)は、ビットコインの価格が2026年末に18万ドルに達すると予測した。

ブロックチェーン系メディアによると、ガーリングハウスはあるブロックチェーンウィークイベントでソラナ財団のリリー・リウ会長や、ある取引所のCEOと共にパネルディスカッションに参加し、このような見解を示した。彼は、米国内の規制が明確化されれば、暗号資産市場にポジティブな影響を与えると強調した。リリー・リウもまた、ビットコインが9万ドルを超え10万ドル以上に上昇する可能性は十分にあると見通した。

ガーリングハウスは暗号資産ETF(ETF)市場の成長にも期待を寄せている。現状ETF市場における暗号資産の割合はわずか1〜2%だが、今後拡大する余地が大きいと分析した。

XRP現物ETFは直近2〜3週間で8億ドル以上の流入があり、顕著な成果を見せた。一方、ビットコイン現物ETFは週間848万ドルの流入にとどまり、イーサリアムファンドは7,900万ドル、ソラナファンドは1,355万ドルの資金流出となった。これについてリリー・リウは「市場全体が同じ動きをしているわけではない」とし、一部ETFは堅調な資金流入を維持していると説明した。

一方、暗号資産市場は10月初旬に急落し、200億ドル規模のビットコインレバレッジポジションが清算され、主要なデリバティブプラットフォームのファンディングレートもマイナスに転じた。ビットコインは過去最高値から約30%下落した後、直近8%の急落を経て再び9万ドル台を回復した。ガーリングハウスは、トレーダーたちが積極的な押し目買いよりも資産をステーブルコインに移す動きを見せているとし、これは現在の市場心理を示す重要なシグナルだと分析した。