コスダック時価総額が取引時間中に500兆ウォンを突破…政府政策で投資心理が「活発化」

出典：TokenPost 原題：コスダック時価総額、場中に500兆ウォン突破…政府政策で投資心理が「うずく」 元リンク：https://www.tokenpost.kr/news/market/311469 コスダック市場の時価総額が場中一時500兆ウォンを超え、史上最高値を記録した。最近の政府によるベンチャーキャピタル育成政策への期待感が投資心理を刺激し、中小型株中心のコスダック市場が上昇した結果だ。

韓国取引所によると、午前9時40分ごろコスダック市場の時価総額は502兆ウォンに達し、場中初めて500兆ウォン台を突破した。これは前日まで6取引日連続で上昇傾向が続いた結果で、前日終値基準のコスダック時価総額は約497兆ウォンだった。

しかし、上昇傾向は長く続かなかった。午前10時14分ごろから指数が下落に転じ、時価総額も縮小し、結局場が引ける時点では499兆2,416億ウォンで500兆ウォンを下回った。

コスダック市場が最近強気を見せた背景には、政府の政策的意志が大きく作用した。特にベンチャーキャピタル生態系に対する政府の支援約束が市場にポジティブなシグナルとして働いた。金融委員長は企業成長集合投資機構(BDC)の導入やコスダックベンチャー投資ファンドの公募株優先割当比率拡大計画に言及した。

さらに、政府が個人投資家や年金基金などを対象に税制優遇を拡大するコスダック市場総合対策を検討中との報道が出て、投資心理に拍車をかけた。市場は今後の政策発表の可能性をポジティブに受け止め、積極的な資金流入が行われた。

このような流れは、今後政府政策の具体化次第で持続するかどうかが決まる見通しだ。政策への期待感だけで短期的な上昇が形成されているだけに、実際の政策推進のスピードと実行力が重要になるとみられる。政府がベンチャー・中小企業金融への支援を本格化すれば、コスダック市場の成長弾力性はさらに高まる可能性がある。