「アルトシーズン」と叫んでいる人たちはまだ早い。このチャートが現実を示している。

黄色＝BTC価格
緑＝仮想通貨全体の時価総額
細い線＝トップ10／トップ50／トップ100アルトの時価総額
今サイクルのほとんどの上昇では、緑は黄色にただ追従しているだけだった。
BTCが主役で上げを牽引し、アルトはその流れに乗った形だ。
緑が本当に黄色から大きく乖離したのはごく短い期間だけ――それがミニアルトインパルスだった。それ以降は両方とも下落し、時価総額の小さい(Top 50 / 100)はより激しく下落している。典型的な強気相場中のリスクオフ：資金はBTCと一部の強い銘柄に隠れている。

> 今後の意味するところ：
全体の時価総額とBTCが連動している限り、まだビットコイン主導の相場であり、本格的なアルトシーズンではない。本格的なアルト上昇には通常以下が必要：
BTCが一服して横ばいになる
全体の時価総額が高値を更新し、さらにその上に抜ける
トップ50／トップ100の線が再び上向きにカーブする → リスク曲線下方への資金回転

それまでは、全体的な急騰ではなく、ローテーションを期待するべきだ。
一部の話題銘柄は上がるが、ほとんどのランダムなアルトはBTCに対して横ばいか下落が続くだろう。
だから、あなたがおかしいわけじゃない――今はまだ基本的にBTC中心で、選別されたアルトだけが動く相場。2021年の「全部上がる」モードでは…まだない。