5万の元本を400万まで増やした。俺は一日も会社勤めしたことがない大学卒業生だけど、仮想通貨のトレードだけで何年も雲南をブラブラしてきた。昆明や大理を行ったり来たりして住み、月の生活費は1,500元。かなり気楽な生活だ。

正直に言うと、5,000USDTから58万USDTまで、ゼロ爆倉（強制清算）で来られたのは運が良かったからじゃない。本当に生き残るための戦略を掴んだからだ。

少し前、ある人が俺に連絡してきて「負け過ぎてヤバい。藁にもすがる思いで教えてほしい」と言ってきた。態度が悪くなかったので、俺がここ数年でまとめた「生き残り三本の斧」を教えてやった。結局、このマーケットで「生き残る」ことが何よりも大事なんだ。

**第一の斧：資金を分散して一気に突っ込まないこと**

彼には資金を三分割させた。一部はデイトレ用で、一日一回だけトレードして利確したら即撤退。一部はスイング用で、数日かけて大きなトレンドを狙う。最後の一部は「金庫」で、メンタルが崩れそうな時に自分を安定させるために使う。99%の人間は「一発勝負」で死ぬ。

**第二の斧：レンジ相場は寝たふり、トレンドが来たら全力勝負**

仮想通貨は大体がダラダラとレンジ相場。手がムズムズして何度も出入りすれば、手数料で負けるだけ。俺の経験では「トレンドがなければ動かない、来たらしがみついて離さない」が鉄則。1トレードで20%を超えたら即30%を利確して、残りは回し続ける。

**第三の斧：ルールで自分を縛り、感情に舵を取らせないこと**

彼に3つの絶対ルールを定めさせた。2%損したら即損切り、戻るなんて妄想しない。4%利益が出たら部分利確、浮いた利益は幻だと思え。そして一番厳しいルール——「ナンピン禁止」。ナンピンは感情が暴走したサインだ。

このルール通り数ヶ月やった彼は、先日「以前の損失を全部取り戻せただけでなく、口座もかなり増えた」と報告してくれた。

見てくれ、5,000USDTから58万USDTまで行けたのは、ギャンブルじゃなくて「システム」だ。爆倉しなければ半分は勝ち。システムがあれば勝ち続けられる。このマーケットで長生きしたいなら、まずは「死なない方法」を覚えることだ。