PA日報 | 中国の7つの協会が合同で仮想通貨リスク警告を発表；米国9月コアPCEが予想を下回り、FRBの追加利下げに青信号

本日の重要ニュース：

1. 中国インターネット金融協会など7部門が、仮想通貨関連の違法活動リスク回避に関する警告を発表

2. 米国9月コアPCEが予想を下回り、FRBの追加利下げに青信号

3. Coinbase：12月に暗号市場の回復を予想

4. Jupiter：HumidiFi（WET）トークンのパブリックセールが12月8日23時に再開

5. Glassnode：暗号市場の今回の反発は依然として脆弱、専用のカタリスト不足が原因

6. ブラックロックのビットコインETFが史上最長の連続週資金流出記録を更新、5週間で合計27億ドルに到達

7. Metaplanetがビットコインを担保に5,000万ドルを調達、さらにビットコインを購入へ

マクロ

欧州刑事警察機構：国際共同作戦で7億ユーロ超のマネーロンダリングを行う暗号詐欺ネットワークを壊滅

欧州刑事警察機構は木曜日、大規模な国際共同作戦により、7億ユーロを超えるマネーロンダリングを行っていた大規模な暗号通貨詐欺およびマネーロンダリングネットワークを壊滅させたと発表した。今回の作戦は複数の法域を跨いで、先月および今週初めに実施され、長年の調査の集大成として、欧州など広範囲にわたる犯罪活動を効果的に遮断した。この犯罪ネットワークは多数の偽暗号通貨投資プラットフォームを運営し、高利回りを謳う広告で数千人の被害者を誘引。その後、犯罪コールセンターがソーシャルエンジニアリング手法を使い、被害者に偽プラットフォーム上の高利益を見せつけ、さらなる入金を促した。資金が引き出されると即座に盗まれ、複数のブロックチェーンや取引所を通じてマネーロンダリングされた。調査により、同ネットワークは複数の詐欺プラットフォームと複雑な金融構造を持つことが判明した。

2025年10月27日、作戦第1段階が開始され、キプロス、ドイツ、スペイン警察がフランスとベルギー当局の要請を受けて協調急襲を実施、9人の容疑者を逮捕し、数百万ユーロ相当の資産を押収。11月25日～26日には第2段階の作戦としてアフィリエイトマーケティング基盤に焦点を当て、ベルギーなどの法執行チームが欧州刑事警察機構の支援の下で行動。調査機関は今後もこの犯罪組織の資産追跡を継続する。

中国インターネット金融協会など7部門が、仮想通貨関連の違法活動リスク回避に関する警告を発表

中国先物業協会公式サイトによると、中国インターネット金融協会、中国銀行業協会、中国証券業協会、中国証券投資基金業協会、中国先物業協会、中国上場企業協会、中国決済清算協会が共同で、仮想通貨関連の違法活動リスク回避に関する警告を発表。1. 仮想通貨、現実世界資産トークン及び関連活動の本質を正しく認識すること：仮想通貨は金融当局が発行したものではなく、国家の法定通貨ではなく、法定通貨と同等の法的地位も持たず、中国国内で通貨として流通・使用できない。ステーブルコインは顧客の本人確認やマネーロンダリング防止などの要件を満たせず、マネーロンダリング、詐欺、違法な資金移動などのリスクがある。現実世界資産のトークン化は、トークンやトークン性質を持つ権利・債券証書の発行による資金調達・取引活動だが、虚偽資産リスク、経営失敗リスク、投機リスクなど多重リスクが存在し、中国の金融管理部門は現時点で一切の現実世界資産トークン化活動を許可していない。国内機関や個人が法定通貨と仮想通貨の交換、現実世界資産トークン発行・資金調達などを行うことは、違法なトークン券発行、違法集金、無許可証券公開発行、違法先物営業などの違法金融活動に該当。海外仮想通貨・現実世界資産トークンサービス提供者が中国国内で直接または間接的に関連業務を提供することも違法金融活動となる。関係する海外仮想通貨サービス提供者の中国国内スタッフ、および仮想通貨関連業務を認知しながらもサービスを提供した国内機関・個人も法的責任を追及される。2. 関連機関は仮想通貨・現実世界資産トークン関連業務を行ってはならない。3. 一般市民は、あらゆる形態の仮想通貨・現実世界資産トークン事業活動に対し高度に警戒すること。

関連記事：7業界協会がリスク警告を発表―仮想通貨名目の違法集金・マルチ商法詐欺などに警戒

米国検察、Do Kwonに12年の懲役を求刑

ブルームバーグによると、米国検察官は木曜夜、ニューヨーク連邦判事に提出した法廷文書で、Terraform Labs Pte.共同創業者Do Kwonの詐欺行為は「大規模」であり、厳罰に処すべきだとして12年の懲役を求刑。検察官は、Do Kwonが顧客に嘘をつき、暗号業界で一連の連鎖危機（SBFのFTX崩壊など）を引き起こしたと指摘。米連邦地裁判事Paul Engelmayerは12月11日にDo Kwonの判決を言い渡す予定。

米国9月コアPCEが予想を下回り、FRBの追加利下げに青信号

金十によると、米商務省が金曜に発表した主要インフレ指標で、9月のインフレ率が予想を下回った。政府閉鎖により遅れて発表されたこの報告は、FRBの利下げにさらなる青信号となる。変動の大きい食品とエネルギー価格を除くコアPCE価格指数の月次は0.2％、年率は2.8％で、月次は予想通りだったが、年率は予想を0.1ポイント下回った。また、米商務省経済分析局によると、個人消費支出は月次0.3％増、年率インフレ率も2.8％で、いずれも予想通り。FRBはPCE価格指数をインフレ判断の主要指標としており、コアデータを長期インフレ傾向のより良い指標とみなしている。この報告は政府閉鎖のため数週間遅れとなり、閉鎖期間中は全てのデータ収集と経済報告が停止された。

上海証券報によると、中国証券監督管理委員会の呉清主席は、中国証券業協会第8回会員大会で、重要分野のリスク防止を強化し、信用取引、店頭デリバティブ、プライベートファンド管理など重点業務、異地本社の子会社など重点機関、信用・流動性・コンプライアンスなどのリスクに「目を見開いて」未然防止を徹底する必要があると表明。また、暗号資産など新業態については深く研究・慎重に対応し、「把握できないものには手を出さない、違法・不正は絶対にやらない」と強調した。

見解

フィデリティCEO、ビットコインを保有し、貯蓄システムで重要な役割を果たすと発言

フィデリティCEOアビゲイル・ジョンソン氏：「私はビットコインが好きです。ビットコインを保有しています。ビットコインは貯蓄システムで重要な役割を果たすでしょう。」

中国銀行元副頭取・王永利：人民元ステーブルコイン推進は国内外で優位性なし

中国銀行元副頭取の王永利氏は「中国がなぜステーブルコインを断固停止するのか？」と題した記事を発表。中国はモバイル決済とデジタル人民元で世界的優位にあり、人民元ステーブルコイン推進は国内外で優位性がなく、国際的な発展余地も影響力も乏しいと指摘。ドルステーブルコイン路線を追随して人民元ステーブルコインを推進すべきではないとし、その場合ドルステーブルコインの従属物となり、税務管理・外為管理・資金流動に打撃、人民元主権や金融システム安定に深刻な脅威となると警鐘を鳴らした。複雑な国際情勢に直面する中で、効率やコスト削減の単純な追求ではなく、国家安全保障を最優先し、ステーブルコインを含む暗号資産の投機・取引に厳重警戒・防御すべきと訴えた。同時に、ステーブルコイン停止・暗号取引規制とともに、デジタル人民元のイノベーションと国内外普及を加速し、国際的優位性を確立すべきだとした。

SlowMist：ユーザーが2,700万ドル相当の暗号資産を盗難、PCのウイルス感染で秘密鍵流出か

SlowMistのCosine氏がXで投稿、ユーザーBaburが2,700万ドル相当の暗号資産盗難を報告、分析によると被害資産は主にSolanaアドレス91xuとEthereum Safeマルチシグアドレス0xD2で、最大2件で合計1,800万ドル超。ハッカーアドレスは71fM（Solana）と0x4f（Ethereum）、一部資金はEthereumネットワークへクロスチェーン。事件はPCのウイルス感染が原因で、悪意あるファイルをダブルクリックしたことで秘密鍵が流出、Safeマルチシグの2つの署名用秘密鍵も感染PCに保存されていた可能性。

Glassnode：暗号市場の今回の反発は依然として脆弱、専用のカタリスト不足が原因

GlassnodeがXで発表、暗号市場の価格動向は安定してきたが、今回は強力な暗号通貨専用のカタリストが不在で依然として脆弱。オプション市場では、ビットコインの取引は穏やかだが、コールオプションが中心で、過去2週間でプット/コール比率が大幅低下し、年末の上昇相場での利益確定を狙う動き。過去7日間のオプション取引量は大幅減、上昇相場を支える信頼感の低下を示す。95,000ドルコールの権利行使価格に注目すると、中短期のネットコールオプションプレミアムが過去数日で下落、市場の上昇動力不足を強調。各期間のインプライドボラティリティも継続して低下、直近のヘッジ需要やレバレッジ需要減少を示し、市場は価格安定を見込み、インプライドボラティリティ低下時のコールオプション主導の建玉は受動的なポジション形成となる。25デルタスキュー指標はプラスながらベア区間にあり、市場が継続的な下落リスクを織り込んでいることを示すが、この構造は価格ブレイクの予兆ではない。マクロ的には、12月利下げ期待が現在の価格を支える最大要因で、期待が変わるか「タカ派利下げ」が現れた場合、インプライドボラティリティと現物市場が即座に再評価される。

CoinShares：DATバブルはほぼ崩壊、解決策は構造改革にあり

暗号資産運用会社CoinSharesのリサーチ責任者James Butterfillは、デジタル資産リザーブ会社（DAT）バブルはほぼ崩壊したと報告。2025年夏には時価純資産（mNAV）の3～10倍で取引されていた一部企業が、現在は1倍またはそれ未満に急落、トークン金庫を成長エンジンと見なす取引モデルは大きく修正された。今後は、価格下落による無秩序な売りか、企業がポジションを維持して反発を待つか、市場行動に左右される。Butterfillは後者を支持、理由はマクロ環境改善と12月の利下げ可能性が暗号資産を支えるからと説明。

さらに、最大の課題は構造的な問題であり、一部企業は公開市場で大規模金庫資産を蓄積しながら持続可能なビジネスを構築できず、信頼を損なった。現在、実収益のない株式希薄化や単一資産過度集中への投資家の許容度は低下。強い企業はビットコインを厳格な金庫・FX管理戦略へ組み入れ、健全な発展を示す。デジタル資産金庫のコンセプトは消滅したのではなく再編中であり、新世代企業は基本面・信頼できるモデル・厳格なガバナンス・現実的な期待が必要、デジタル資産をツールとして活用する必要があると指摘。

Coinbase：12月に暗号市場の回復を予想

Coinbase InstitutionalがXで発表、市場回復の兆候が強まっているとし、流動性改善、FRB利下げ確率が12月4日時点で92％に急上昇、マクロ経済の追い風により、暗号通貨は12月に回復が期待できると述べた。理由は以下の通り：

• 流動性が回復
• いわゆる「AIバブル」はまだ崩壊しておらず（上昇余地あり）
• 現在の水準で米ドルを空売りする魅力

Coinbaseは以前に11月の市場は弱含み、12月に反発があると予測。これは暗号市場のモメンタム再構築の起点になる可能性があるとした。

易理華：イーサリアムFusakaアップグレード後、blob base feeが1,500万倍高騰、EIP-7918の「ミニマムメカニズム」追加が主因

Liquid Capital創業者の易理華氏がXで発表、イーサリアムFusakaアップグレード後、blob base feeが1,500万倍高騰、EIP-7918でblob手数料に「ミニマムメカニズム」が追加されたのが主因。これまでblob手数料には下限がなく、長期的に1wei（ほぼ無料）で推移、ノード側がKZG検証等のコスト負担する一方で適正な報酬がなかった。アップグレード後、blob手数料はL1実行base feeの1/15.258以上が必要となり、実際のネットワークコストに直接リンク。この設計は価格が実リソース消費を反映し（L2によるリソース無償利用防止）、価格変動でblobトラフィック調整・混雑予防が可能、さらにPeerDAS技術でblob容量が増強された。また、blob手数料はETHバーンメカニズムに組み込まれ、今後はETHバーン量が最大8倍となり、2026年には総バーン量の30～50％を占める可能性がある（L2取引量の成長次第）。

プロジェクト動向

ブルームバーグ：HashKeyが来週から香港IPOの投資家申し込み受付を開始、少なくとも2億ドル調達を計画

ブルームバーグによると、情報筋は暗号通貨取引運営会社HashKey Holdings Ltd.が来週にも香港IPOの投資家申し込み受付を開始予定だと述べた。HashKeyは今回のIPOで少なくとも2億ドルの調達を目標としており、今月中の上場も計画中。IPO規模や時期などは変更の可能性あり。HashKeyはコメント要請に即応していない。

バイナンス先物、SKATEUSDT、REIUSDTなど多数のUSDT建て永久先物を上場廃止へ

公式発表によると、バイナンス先物は2025年12月10日17:00（GMT+8）にSKATEUSDT、REIUSDT、FISUSDT、VOXELUSDTのUSDT建て永久先物を自動清算し、清算後にこれらの取引ペアを上場廃止する。

PIGGYトークンがRug Pull疑惑で価格が90％暴落

PIGGYトークンがRug Pull疑惑、過去10分間で約400万ドル相当のPIGTYが新規発行され即座に売却された。トークン価格は瞬時に90％暴落。

CEA IndustriesがYZi Labsに回答：BNBトレジャリーストラテジーへのコミットメントを再表明

BNBトレジャリー企業CEA Industries（NASDAQ: BNC）はYZi Labsの声明に応じ、7月のPIPE調達以来、BNCは社のデジタル資産ストラテジーにおいて他トークンを検討しておらず、競合するDATプロジェクトも始動していないと表明。2025年12月4日現在、同社は515,554枚のBNBトークン（時価約4.646億ドル）を保有。YZiがリリースを出す2日前に、取締役会の拡大・再編を提案した事前同意声明を提出した。現在、取締役会は独立取締役が過半数を占め、ナスダック規則を満たし、取締役は会社運営と株主価値創造に必要な知識と経験を有している。株主意見を重視し、フィードバックや建設的な改善提案を歓迎。取締役会はYZiと直接連絡を取り、懸念事項や解決策へ公開対話ルートを設け、YZiの問題提起を審査中。現時点で株主が取るべき行動はなし。

先日、YZi LabsはBNBトレジャリー企業CEA Industriesの取締役会拡大を求め、戦略実行とガバナンス強化を提案。YZi Labsは10X Capitalに改善通知を送り、CEA Industries株主へ「破壊的行為」への警告を発出。

CoinbaseがImmuneFi (IMU) および Sentient (SENT) を上場ロードマップに追加

Coinbase Markets発表によると、CoinbaseはImmuneFi (IMU) および Sentient (SENT) を資産上場ロードマップに追加した。取引開始はマーケットメイク体制や技術基盤の充実が条件で、条件が整い次第、別途取引開始の案内を行う。

GrayscaleがSECにS-1登録届出書提出、SUI ETFの上場を申請

Grayscaleは米国SECにS-1登録届出書を提出し、Grayscale Sui Trust (SUI) ETFの上場を申請。

Jupiter：HumidiFi（WET）トークンのパブリックセールが12月8日23時に再開

JupiterはXで、「WET」公開販売フェーズを12月8日23時（UTC+8）に再開すると発表。12月4日午前10時（米東部時間）に行われた公開セールはキャンセルされ、参加アドレスにはUSDCコミット分が返金される。新しいWETトークンが発行され、古いWETトークンは無効に。WetlistおよびJup Stakersフェーズ販売に成功したユーザーは配分を保持し、TGE当日にDTF申請ページから受取可能。

以前の報道では、HumidiFiは来週月曜にパブリックセールを再開し、新トークンをエアドロップ、WetlistおよびJUPステーキングユーザーに比例配布予定。ブロックチェーン分析BubblemapsはXで、WETトークンスナイパーの身元を特定、「Ramarxyz」が1,000以上のウォレットでHumidiFiプレセールの70％を取得し、その後返金も要求したと発表。

バイナンス先物、POWERUSDT USDT建て永久先物を上場へ

公式発表によると、バイナンス先物は12月6日17:00（GMT+8）にPOWERUSDT永久先物を上場、最大20倍レバレッジ対応。

重要データ

ブラックロックのビットコインETFが史上最長の連続週資金流出記録を更新、5週間で合計27億ドルに到達

ブルームバーグによると、ブラックロックのiSharesビットコイン信託（IBIT）は2024年1月のローンチ以来、史上最長の連続週資金流出記録を更新。ビットコイン価格が安定していても、機関投資家の関心が低迷していることを示す。データによれば、11月28日までの5週間で投資家は同ETFから27億ドル超を引き揚げ、木曜日にさらに1.13億ドル流出し、連続6週目突入。Glassnodeの最新レポートでは、この傾向は「これまで価格上昇を支えてきた資金流入が明確に逆転し、新規資本のアセット配分意欲が低下している」と指摘。

イーサリアム現物ETF、昨日7,520.65万ドル流出、9本すべてが純流入ゼロ

SoSoValueデータによると、昨日（米東部時間12月5日）のイーサリアム現物ETFの純流出は合計7,520.65万ドル。

昨日最も流出が多かったイーサリアム現物ETFはブラックロックのETF ETHAで、単日7,520.65万ドル流出。現在までETHAの累計純流入は130.91億ドル。

執筆時点でのイーサリアム現物ETFの総資産純額は189.36億ドル、ETF純資産比率（時価総額に対する比率）は5.19％、これまでの累計純流入は128.79億ドル。

ビットコイン現物ETF、昨日5,478.96万ドル流入、ブラックロックETF IBITのみ純流出

SoSoValueデータによると、昨日（米東部時間12月5日）のビットコイン現物ETFの純流入は合計5,478.96万ドル。

昨日最も流入が多かったビットコイン現物ETFはArk Investと21SharesのETF ARKBで、単日4,279.38万ドル流入、累計純流入は17.50億ドル。

次いでフィデリティ（Fidelity）ETF FBTCが2,728.84万ドル流入、累計純流入は120.91億ドル。

昨日最も流出が多かったビットコイン現物ETFはブラックロック（Blackrock）ETF IBITで、単日3,249.28万ドル流出、累計純流入は625.17億ドル。

執筆時点でのビットコイン現物ETFの総資産純額は1,171.09億ドル、ETF純資産比率は6.57％、累計純流入は576.17億ドル。

( 資金調達・買収

ブロックチェーンベースの銀行N3XTが3回の資金調達で7,200万ドルを調達、Paradigmなどが出資 PA一線

Crunchbaseデータによると、ブロックチェーン型銀行N3XTはこれまで3回の資金調達で合計7,200万ドルを調達、直近のラウンドは10月に完了。同社はParadigm、HACK VC、Winklevoss Capitalなど多数のVCから出資を受けた。

以前のニュースで、元Signature Bank幹部がブロックチェーン型銀行N3XTを創業。N3XTはSignature Bank創業者兼元会長Scott Shayが設立、元Signature Bankデジタル資産・Web3戦略ディレクターのJeffrey WallisがCEOに就任。

SpaceXが8,000億ドル評価で内部株式売却を計画、来年後半にIPO予定

情報筋によると、SpaceXは内部株式売却の交渉中で、この取引が成立すればイーロン・マスク傘下のロケット・衛星メーカーの評価額は8,000億ドルに達する見通し。これが事実なら、SpaceXはOpenAI（10月時点の5,000億ドル評価）を抜き、世界最高評価のスタートアップとなる。評価額は7月の1株212ドル（時価総額4,000億ドル）から大幅増。

話に詳しい2名によると、SpaceXは投資家や金融機関代表に、来年後半にIPOを計画していると伝えた。この交渉は、投資家保有株売却の検討時期と重なる。

( 機関保有

Metaplanetがビットコインを担保に5,000万ドルを調達、さらにビットコインを購入へ

BitcoinTreasuries.NETによると、日本上場企業Metaplanetがビットコインを担保に5,000万ドルを調達し、さらにビットコイン購入に充てると発表。

Bitmineが4時間で約22,700ETH（約6,900万ドル相当）を購入

Lookonchainのモニタリングによると、Bitmineは4時間前に22,676ETH（6,867万ドル相当）を買い増し。

カナダナショナルバンクが2.73億ドル相当のStrategy株式を購入

BitcoinTreasuries.NETによると、カナダナショナルバンクがビットコイン財務会社Strategy（MSTR）の株式147万株（約2.73億ドル相当）を購入したと開示。